10/03/28のニュース

要介護認定者:8万3979人 65歳以上人口占める割合、全国平均を上回る /福島

3月28日11時49分配信 毎日新聞

09年の県内の要介護・要支援認定者数(昨年9月末現在)が8万3979人(前年度比3・7%増)に上り、介護保険が開始された00年に比べ1・9倍になったことが県の調べで分かった。65歳以上人口(第1号被保険者数)に占める認定率は16・2%(同0・3ポイント増)で、初めて全国平均(16・1%)を上回った。
介護サービスの利用者数も00年比2・1倍の6万9574人(同5・1%増)に達した。内訳は居宅サービス5万3872人、施設サービス1万5702人で、居宅サービスの利用者が増加傾向という。これに伴い介護保険給付額も増え続け、08年度は1086億8378万円(同5・7%増)と過去最高を記録した。
高齢者数(昨年10月1日現在)は50万4781人で、高齢化率は24・7%(同0・5ポイント増)に達した。▽金山町55・5%▽昭和村55・4%▽三島町47・0%--が高く、▽西郷村18・4%▽郡山市19・8%▽鏡石町21・0%--が低かった。【関雄輔】

支局長からの手紙:巣立つ2人から /岡山

3月28日14時9分配信 毎日新聞

今月はうれしい記事がたくさんありました。51歳で医療福祉の専門学校を卒業し、介護福祉士の資格を得て新たなスタートを切る栄野恵美子さん(11日付)▽短大を卒業し、「カウンセラーになりたい」と大学に編入する77歳・全盲の竹本登久子さん(19日付)▽パラリンピックで二つの金メダルに輝いた29歳の新田佳活選手。農機の事故で3歳のときに左腕を切断した孫に、「大変なことをした」と悔やみ続けた92歳の達(とおる)さんの喜びの声「私の誇りです」(20日、23日付)……。まだ夢の途中ともいえますが、人生の「大団円」、長い年月の末、大きな大きな円が結ばれた気がします。

旅立ちの季節。当支局からも4月異動で次長の山根浩二が古巣のサンデー毎日編集部(東京)へ、松井豊が北陸総局(石川)へ転じます。県内異動では備前通信部長の小林一彦が倉敷通信部長、倉敷通信部長の井上元宏が岡山支局へ。以下は岡山を巣立つ2人からのあいさつです。【岡山支局長・松倉展人】

新聞社の「デスク」という言葉、お聞きになったことがある方も多いのではないでしょうか。文字通り、机から片時も離れず、原稿の手直し、チェックなどを行います。原稿の疑問点を読者に代わって記者に問いただすのも役目の一つです。
大半の時間を支局で過ごすため、外部の方と接する機会はほとんどありません。けれど、県内あちこちで取材を続ける同僚記者を通じて、ニュースはひっきりなしに流れ込んできます。料理にたとえると、それぞれの記者が店先に並べた材料からイキのいい素材を調達して献立を考え、読者に届ける--そんな仕事です。
記事の見出しを見て、「お、面白そうだな」と思ってもらえたら上出来です。もっとも岡山での3年間、日々読者にどんなニュースを提供できたのかを考えると、会心の日がある一方で、後悔する時も度々。それでも毎日紙面作りを続けてこられたのは、読者から寄せられる意見、激励、批判……そうした声の後押しがあったからこそ、と思っています。
4月から紙面が大きく変わります。岡山支局も新しいメンバーで、より深く、多角的にニュースの深層に迫ります。読者のみなさんとともに、より充実した紙面に育つことを願います。ありがとうございました。【山根浩二】

去りし日に 胸に沸き立つ ふるさとよ--。
不思議に思います。赴任前まで何の感慨もなかった土地に、2年半という短期間でなぜ望郷の念が生まれるんだろうかと。
先日、朝から金沢へ家探しに行き、深夜、JR岡山駅のホームに降り立つとふっとそんな感覚に襲われました。「望郷」と明確にいえるかは分かりませんが、それに似た感覚の源は何かと立ち止まって考えると、岡山で出会った多くの人の声や表情が真っ先に思い浮かびます。
新人として岡山に着任し、当初は文字通り右も左も分からない自分にとって、この間つらいこともうれしいこともありました。この岡山のゆったりとした空気に包まれたおかげでやってこられたのかも、と今振り返ります。最初は苦労した岡山弁も今では時折自分の口をつきます。月並みな表現ですが、岡山が忘れがたい地になりました。
取材で出会った方、そして読者の皆様方、本当にありがとうございました。また、どこかで出会えたらと思います。【松井豊】