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10/03/21のニュース

患者と触れ合う場に 琉大医学部生が介護ボランティア

3月21日10時45分配信 琉球新報

琉球大学(西原町)医学部の学生が付属病院内での介護支援ボランティア活動に取り組んでいる。医師や看護師を目指す学生が現場で患者と触れ合い、職業意識を培う場として、大学関係者の期待を集めている。
ボランティアの主な業務は病院待合所での外来患者の案内や病棟での入院患者へのお茶くみ、病室のベッド周辺整備など。1、2年生を中心に、保健学科と医学科の学生16人が登録し、授業やアルバイトの合間に活動している。
今月3日のひな祭りでは、病院待合所で折り紙教室を開き、診察や調剤を待つ子どもたちを喜ばせた。
「看護師を目指しているが、実際の病院勤務を前に現場に立ってみたかった」と話すのは看護学科1年の新里葵さん(22)。「授業で学んだことを発揮できず、もっと勉強が必要だと感じることも多い」と、現場の厳しさを実感している様子だ。
同じく看護学科1年の島袋綾菜さん(19)は「患者に励まされて、逆に元気づけられることもある」と語った。
ボランティアの世話役、大湾知子看護学科准教授は「大学卒業後、現場の厳しさに直面して辞めてしまう新人看護師が後を絶たない。実習だけでは現場に触れる機会が不足している」と説明し「学生にはボランティアを通して、将来、現場に出るための心構えを培ってほしい」と訴えた。
同活動は昨年7月に大学の中期計画推進に向けたプロジェクトに採択された。大湾准教授は「今後、プロジェクトの中でボランティアの技術向上に向けた教育プログラムの開発にも取り組みたい」と抱負を述べた。(山城祐樹)

障害者作業所の「国際巨匠絵画展」 八幡 ピカソ、シャガール120点

3月21日12時39分配信 京都新聞

八幡市上津屋の精神障害者共同作業所「あしたばの家」の開設25周年を記念した「現代国際巨匠絵画展」が20日、同市八幡の市文化センターで始まった。オーストリアのミヒャエル・クーデンホーフ・カレルギー氏(72)の作品やピカソ、シャガール、平山郁夫のリトグラフなど120点を紹介している。
作業所の活動を広く知ってもらうとともに、展示作品を販売し、収益の一部を手狭になった施設の移転費用に充てようと実行委が開いた。期間中は、クーデンホーフ氏も来場し、サイン会を行う。
この日、クーデンホーフ氏から作品の説明を受けた大阪府高槻市の島谷知子さん(54)は「すばらしい作品。幻想的に描かれているヨーロッパのまちに行ってみたくなった」と話していた。
会場入り口では、「あしたばの家」の通所者が作った布製品なども販売している。22日までで、開館時間は午前10時~午後7時(22日は午後6時まで)。

講演会:精神障害者と家族支援考える--大田原で24日 /栃木

3月21日12時41分配信 毎日新聞

精神障害者とその家族が地域の中で、差別や偏見を感じることなく暮らしていけるように、県精神障害者援護会「やしお会」が講演会「みんなでつながろう」を24日、大田原市総合文化会館(同市中央1)で開く。
第1部は「家族が元気になるために」と題し、NPO法人全国精神保健福祉会連合会の良田かおり事務局長が講演する。第2部は「これからの障害者支援について」をテーマに、良田さんと、全国脊髄(せきずい)損傷者連合会県支部の村上八郎支部長、県精神障害者援護会の福田篤序理事がパネルディスカッションを開く。
24日午後1時半~4時半。定員200人、入場無料。申し込みが必要。問い合わせは同会(電話028・673・8404)。【戸上文恵】

大阪View:障害者の身体表現芸術 「未踏の美」創造への挑戦 /大阪

3月21日13時57分配信 毎日新聞

「身体障害者の障害自体を表現力に転じ、未踏の美を創り出す」という着想から、身体障害者自身が演出し、演じる役者9人も障害者だけの劇団が大阪にある。83年に旗揚げされた「劇団態変」。主宰の身体表現芸術家、金満里(キムマンリ)さんのソロ公演「天にもぐり地にのぼる」が3月5~7日にかけて、大阪・東心斎橋の「ウイングフィールド」で行われた。本番前のゲネプロ(通しげいこ)で、緊張感に満ちた創作の現場を撮影した。
金さんは3歳の時にポリオにかかり、全身まひの重度障害者となった。下半身はほとんど動かすことができず、今も車椅子が欠かせない。「韓国古典芸能の至宝」と呼ばれる舞踊家だった母は、娘の不遇を嘆いた。
7歳から10年間過ごした障害児施設での体験が、身体表現に影響を与えた。施設では、重度障害者は訓練によって歩けるようになることが最大の目標とされた。障害は克服しなければならない対象だったことに疑問を抱いた。「ありのままだったらあかんのか」。「努力して治る」という言葉の呪縛から解放され、自由を得た。
「私は身体で魂の有りようを表現したいと思っています。身体障害者の体は思うように動いてくれないが、健常者の身体表現には、定型からなかなか逃れられない不自由さもある。私の場合は、この体で良かったと思ってます」。金さんが笑顔で語った。【森田剛史】

日曜ひろば:息子の命の記録をつづる、藤田美保さん /福井

3月21日14時34分配信 毎日新聞

◇精いっぱい生きた証し出版、命の大切さ考える機会に--藤田美保さん(37)
重度障害で生まれ、約10カ月で生涯を終えた息子の育児記録をまとめた本「はやとくん、おうちに帰ろう」(1575円)が出版された。母親で執筆した藤田美保さんは「隼輝が伝えてくれた命の大切さについて、考えてもらえる機会になれば」と、広く読まれることを願っている。【幸長由子】
◆次男、隼輝ちゃんの障害が見つかったのは、妊娠8カ月の08年2月だった。落ち込んだが、産むことを決心する。
病院の検診で脳に水がたまっていることが分かった。精密検査で口唇裂や腸がはみ出ているなどの障害が見つかり、「なんで私の子どもに」と衝撃で頭が真っ白になったという。医師からは「生まれてきても短い命」と告げられた。
障害について、患者団体やさまざまな支援団体に問い合わせて調べた。患者団体のパンフレットに載っていた生き生きしている患者の子どもの顔に、「かわいいなあ」と心が和み、落ち込む気持ちが生まれてくる子どもを楽しみにする気持ちに変わった。夫(修さん)の「赤ちゃんは必要だから生まれてくるんじゃないかな」の言葉が支えになった。
◆隼輝ちゃんは08年4月、帝王切開で誕生。約300日、精いっぱい生きた。
4カ月後に退院して自宅療養を始め、夫婦、長男と4人での生活が始まった。自宅での生活は決して楽なものではない。常に酸素ボンベが必要で、タンの吸引だけでなく鼻などを適度に湿らせるため、24時間目を離すことができない。でも、「家で一緒にいられることの幸せはかけがえないものだった」。何度も危機的な状況になり入退院を繰り返しながらも懸命に生き、約10カ月後の09年2月、亡くなった。
◆「生きていることのすばらしさを教えてくれた」。今春からは大学で心理学を学び、同じような境遇の母親の支援を目指す。
隼輝ちゃんの容体が日を追って悪化していた09年はじめ、「なんとか生きた証しを残したい」と執筆を決めた。我が子の障害を知ってからの苦悩、出産への決意、医師や看護師のサポート態勢、暮らしや心の変化を克明につづった。「周りの人に支えて生きていることや生きていることのすばらしさという隼輝が教えてくれたことを残したかった」という。本は隼輝ちゃんの命日にあたる10年2月2日に発売された。
今春からは東京都の武蔵野大学の通信課程で心理学を学ぶ。大切な人を亡くす人のつらさや生きることのすばらしさを実感したことが、きっかけだった。
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■人物略歴
1972年、福井県南越前町(旧南条町)生まれ。専門学校卒業後、大阪市内の美容院に勤務。00年父親の看護のため帰県し、04年に結婚。

人事:県教委 総勢2080人異動 学校体制の強化に重点 /高知

3月21日15時8分配信 毎日新聞

県教委は20日、4月1日付の教職員人事異動を発表した。総勢2080人で、09年度の2177人から97人減少した。昨年策定した「県教育振興基本計画」を定着させるため、09年度新設した副校長などの役職を導入する学校を増やすなど、学校体制のさらなる強化に重点を置いた。
新たに登用した管理職は、小中学校長34人(前年度比4人減)▽同教頭38人(同7人増)▽県立高校・特別支援学校長4人(同1人減)▽同教頭10人(同2人増)。教職員の大量退職に備え、小中学校138人、県立高校・特別支援学校67人の計205人(同64人増)を新規採用した。
副校長▽主幹教諭▽指導教諭--の3職の配置校を拡大。主幹、指導教諭を置く小中学校は14校増の25校、副校長などを置く県立高校・特別支援学校は2校増の6校に。教職員が組織的に動ける体制を整備した。
また、障害のある生徒への理解と具体的な対応策を学ぶため、高校から特別支援学校へ16人、特別支援学校での教科指導を充実させるため、特別支援学校から高校へ7人が異動し校種間交流を図る。
中沢卓史教育長は「学力問題や生徒指導上の諸問題、体力の課題を解決し、学校教育の充実を図ることを目的に、教員一人一人の特性や能力が十分発揮されるよう適材適所の人事配置に努めた」とのコメントを発表した。【千脇康平】

追跡京都2010:非行少年の矯正と保護 地域社会の協力体制を /京都

3月21日15時46分配信 毎日新聞

◇少年院や民間だけでもダメ
非行少年の矯正と保護を目的とする少年院。教官らは退院した少年らを積極的に支援することはできず「少年院だけでは支援は無理」と歯がゆさを浮かべる。退院後の少年の健全育成には地域社会の協力が不可欠--。そんな思いから、障害者関連のNPO法人に勤める府警少年課の元刑事が、障害者福祉事業所を活用した育成制度の実現に向けて立ち上がった。【古屋敷尚子】
「自分に負けそうになったら、弱さをさらして相談する勇気を持って」。松浦一樹さん(41)は今月16日、浪速少年院(大阪府茨木市)を訪ね、16~20歳の少年ら約130人を前にこう訴えた。
少年らは「もう罪を犯したくないが、昔の仲間との関係を切らないといけないのか」「夢はあるが、少年院を出ているとマイナスになる」など率直な意見を語った。
08年の少年院入院者は3971人。主に関西の少年が集まる浪速少年院では、現在入院している約130人のうち、初めての入院者は約65%で、2回目以上の入院者は約35%に上る。
◇  ◇
松浦さんは「やり直したい」という子供を支援したいと思っていた。だから、子供たちの育成にかかわりたくて少年課の刑事になった。しかし、非行を犯した子供たちがやり直そうと決意しても、力を発揮できる場所がないことには疑問を感じていた。
そのころ、知的障害のある男性と事件を通して出会い、訪れた福祉作業所で熱心に仕事に打ち込む障害者の姿に感動。30歳で刑事を辞め、福祉の道へ入った。
99年ごろ、刑事として担当した少年が少年院を仮退院した時、福祉作業所に招いた。半年間、障害者と共に働いた少年が「ここには居場所がある」と話した。作業所を非行少年らに働く場所として提供することが、非行少年の育成にプラスに働くと自信を持つきっかけだった。
◇  ◇
松浦さんは07年、向日市内で、同じ志を持つ仲間3人と障害者に就労の場を提供するNPO法人を設立。今は統括事業長を務める。同法人が運営する障害者福祉事業所は、定員の他、その2割までの範囲で健常者らも雇用することができる。松浦さんが注目したのはこの点だ。
退院者を受け入れ、就職へとつなげ、就職後も企業をバックアップするのが大きな目標。初めての例は、中部地方の少年院を退院した少年で、09年夏に受け入れた。しかし、入院中から文通や面接で信頼感を深めていたのに、わずか1週間で挫折してしまった。
それでも、活動はまだ緒についたばかり。いろんなつてを頼り、ここで立ち直りを目指したいという少年を捜している。
浪速少年院は「社会でくじけない心」を養ってもらおうと、退院後に社会で活躍している人たちを招いて講演会を開いている。それでも、教官らは「やる気を持った少年が退院後、周囲に恵まれず再び罪を犯すこともある。民間との連携が必要なのではないか」と期待する。
松浦さんは「少年院だけでも、民間だけでもダメ。地域全体で少年を支援する体制をつくらなければ」と話している。

やまと人模様:スペシャルオリンピックス日本・奈良事務局長、胎中廉啓さん /奈良

3月21日16時12分配信 毎日新聞

◇「奈良にもつくろう」活動に尽力 ボランティアらも力合わせ--胎中廉啓さん(60)=奈良市
知的発達障害のある人たちにオリンピック種目に準じたさまざまなスポーツのトレーニングの場を提供し、競技大会も開く国際的な組織「スペシャルオリンピックス(SO)」。活動に参加する「アスリート」、その家族の「ファミリー」、そして支援に携わる「ボランティア」が力を合わせ、活動を展開している。国内組織「スペシャルオリンピックス日本」は94年11月に発足。今では地区組織が全国37カ所に広がる。
「SOを奈良にもつくろう」という声が福祉ボランティアから上がったのは03年。設立準備委員会の代表になり、活動の拡大に尽力した。まずは「アスリート集め」からだったが、「水泳をやりたい」と手を挙げる人がいて、参加者が2人、3人と増えていった。「私は水泳選手ではありませんでしたが、プールに入って体を支えるなど、サポートをしました」と振り返る。
さらに、奈良市立平城中の体育館を借り、バスケットボールの練習も始めた。これで「2種目以上」という地区組織設立の条件が整い、07年2月に全国で33番目となる「スペシャルオリンピックス日本・奈良」が発足した。
徐々に、ではあるが、活動は広がっている。昨年12月現在、ボウリングやフロアホッケーも加えた4種目で、アスリートが計81人に増加。指で鼻をつままなければ顔を水につけられなかった小学生の男の子は、1年かけて息継ぎができるようになった。養護学校に通っていた女子生徒は熱心にバスケットボールのトレーニングに参加し、練習で一度も決められなかったゴールを大会本番で見事に決めた。「アスリートたちが『すぐに結果を求めてはいけない』ということを、身をもって教えてくれたのです」
中学校の社会科教諭だったから、自分では「障害者への理解はある」と思っていた。しかし、SOの活動に加わってみると、「学校の中の世界しか知らなかった」と気付かされた。例えば、学校を卒業した後、どこに行き、何をするのか。そんな根本的なところでも、課題が山積していた。
「まず、ボランティアの協力を広げることです。SOでは、アスリートに拍手し、声をかけることも、ボランティアの一つ。グラウンドの提供、陸上や水泳など専門的な指導を手伝っていただくこと。協力していただけることは、いくらでもあります」【高瀬浩平】
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■人物略歴
◇たいなか・やすひろ
奈良市生まれ。奈良高、法政大を卒業。73年から03年まで、中学校の社会科教諭を務め、奈良市立京西中校長を最後に退職した。問い合わせは事務局(0742・53・0511)。

人物天気図:児童の心が見える教育を 中途失明も教壇に復帰

3月21日16時28分配信 両丹日日新聞

雀部小学校で教えていた5年前、病気で視力を失った。「深い絶望に襲われ、退院後も家に閉じこもり、時間がむなしく流れるだけでした」

一井鳴海さん(34)。中途失明したが、福知山市立雀部小学校でいま元気に教壇に立つ。
◇  ◇
中学校の時の先生にあこがれ、岡山大を卒業後、教師に。つまずいた児童に「簡単にあきらめるな」と諭してきた。

だが、失明後、自身の希望を取り戻すまでには随分の月日が必要だった。母親から、「人には視覚だけでなく、聴覚や臭覚、味覚、触覚がある」と励まされた。気がつくと、家から100メートル離れた自販機に飲み物を買いに行く練習を始めていた。

復職のきっかけは、「第二の母」と呼ぶ府視覚障害者協会職員との出会い。説得を受け、京都市の視覚障害者施設に通い、生活訓練をし、点字や音声入力ができるパソコン操作などの技術を取得した。

復職したのは昨春。それに備えバス通勤、校内を歩く訓練に励んだ。「同僚ら周りの方々に支えられ、やっとたどり着けた」と感謝する。

担任は持たず、1学期は6年生社会、2、3学期は2年生算数を中心に教えた。点字本で授業を進め、担任に板書の手助けを受ける。障害者理解教育の授業でも教壇に立つ。
◇  ◇
学校近くで、一井先生を誘導し、一緒に登校し、元気にあいさつをする児童が増えている。同僚らは「児童は一井先生に接し、私たちでは伝えられないことを学び、さりげない優しさが芽生えている」という。
◇  ◇
中途失明して気づいたのは、「失敗しても、それを防ぐ方法を考えれば、生きていく上での財産になる」ということ。

「もう一度子どもたちの顔を見たい」と、ぐっと涙をこらえ、「せめて声から識別して児童の名前をきちんと呼びたい。児童の心が見える教育を目標に頑張ります」。笑顔が戻った。

北朝鮮にコメディアンが滞在し、ドキュメンタリー映画に!薄気味悪さ残る『ザ・レッド・チャペル』

3月21日19時38分配信 シネマトゥデイ

現地時間3月19日夜、ロンドンで開催中のヒューマン・ライト・ワッチ映画祭で、サンダンス映画祭ワールドシネマ審査員賞(ドキュメンタリー部門)を受賞した映画『ザ・レッド・チャペル』(原題)のロンドンプレミアが開催され、マッズ・ブルッガー監督が質疑応答した。

本作は、幼いころにデンマーク人の養子となった2人の朝鮮人コメディアン、ジェイコブとサイモンが文化交流の名目で北朝鮮入りし、舞台に立つまでの様子を追うことで、北朝鮮を撮ることに成功したドキュメンタリー。ジェイコブは少し麻痺があるらしく、言葉がやや不明瞭で、移動にも車椅子を使っている。障害を持って生まれた子どもは殺されるといううわさもある北朝鮮、ブルッガー監督は、ジェイコブを含むデンマークからの一行が北朝鮮のプロパガンダの絶好の材料とされることを予測する。ねらいは的中、一行は熱烈歓迎を受けるが、コントは手を加えられ、朝鮮民族統一を掲げて終わるものにされる。大事にもてなされる一方、行動が細かくチェックされ、場合によっては修正を加えられることは滞在中を通して続く。

素のままのジェイコブに調子のいいサイモンのコンビと、生真面目な北朝鮮の人々のやりとりが笑わせるが、薄気味悪さも残る。国家的行事に招かれる一行だが、ブルッガー監督と車椅子に乗ったジェイコブはパレードの列に押し出され、行進させられる。行進する2人は、北朝鮮のテレビで放映までされる。「薄氷を履む思いだった」と北朝鮮での経験を例えるブルッガー監督は、ストレスもあったのか、滞在中、酒量が増えたそう。「パレードのときも、ちょっと酔っ払ってた。元気よく行進してるように見えたら、そのせいだよ」と笑いつつ、デンマーク語でブツクサ文句を言いながらパレードするジェイコブに、ヒヤヒヤさせられたことも明かした。

北朝鮮の個々人については「彼らはハリー・ポッターも、マリリン・モンローも、ジャスティン・ティンバーレイクも知らない。我々よりもっとリアルな人たちかもしれない。でも北朝鮮自体は殺人機械だ」というのが、ブルッガー監督の北朝鮮に対する見方だ。北朝鮮側がつけた通訳の女性は、会った時からジェイコブを「息子みたい、いえ、息子以上よ」と大歓迎し、熱心に面倒をみる。ブルッガー監督は「最初はちょっと気持ち悪かったけど、ほんとうに母親みたいだった。ひょっとしたら、障害のある子どもでもいたのかとも思ったけど……ミステリーだ」と、長く身近にいてさえ、本心をつかめずにいたらしいのが、一番怖いところ?(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

10/03/20のニュース

札幌・グループホーム火災:部局横断で防火対策 事件受け、札幌市発足 /北海道

3月20日10時51分配信 毎日新聞

7人が死亡した札幌市北区屯田の認知症高齢者グループホーム「みらい とんでん」の火災を受け、市の関係部局は19日、合同でグループホーム等早期安全安心プロジェクトを発足させた。情報を共有化して連携を取り合い、同様施設の防火対策を強化する。
同プロジェクトは消防局、保健福祉局、都市局の3局で構成。26日までに消防法や建築基準法など所管する法令を踏まえて防災上の課題を持ち寄り、対策を検討する。今夏までに提言を報告書としてまとめるほか、今後は合同の立ち入り検査も積極的に行う。将来的には認知症高齢者グループホームのほか、障害者が入居するケアホームなどにも対象を拡大する方針だ。プロジェクト運営委員会の委員長に就任した中村富美雄・消防局予防部長は「火災弱者がいる施設を優先的に対応したい」と話した。【金子淳】

新潟市美術館:仏像展会場変更 さらなる責任も 新潟市長、減給へ /新潟

3月20日12時10分配信 毎日新聞

◇長岡と結ぶ無料バス
新潟市美術館(同市中央区)で4月24日から開催が予定されていた企画展「奈良の古寺と仏像」の会場が県立近代美術館(長岡市)へ変更された問題で、篠田昭市長は19日の市議会全員協議会で、自身と副市長の減給処分を表明、陳謝した。会場変更による市民への影響を最小限に抑えるとして、高齢者や障害者を対象に新潟と長岡を結ぶ無料バスを運行する案を示したほか、市美術館問題を総括したうえで、減給に加えて、自らのさらなる責任の取り方を示す考えも表明した。【小川直樹】
◆市美で別の催しも
近代美術館は長岡市の郊外にあるため、新潟市内に住む高齢者や障害者の不便を解消するため、市は新潟-長岡間のバスの運行を行う。事前の予約制とし、無料とする予定。
また、仏像展期間中、入場券持参者への割引サービスを計画していた新潟・古町の商店街関係者にも配慮する。今後も中心部のにぎわいづくりに努めるとし、期間中、市美術館で別の催しを開くことを検討する。
市美術館から近い会津八一記念館でも、仏像展と連携した企画展が予定通りに行われることから、篠田市長は「全部がゼロになるわけではない」と商店街に理解を求める。
◆緊急総括
篠田市長は「減給処分だけで私の責任が果たせるとは考えていない」と述べ、会場変更に伴う影響を見定め、市美術館問題の緊急総括を行ったうえで、新たな責任の取り方を示すという。時期や具体的な方法は明らかにしなかった。
市議からは、市美術館の展示作品でかびやクモの発生を招いた北川フラム前館長の館運営に対する批判が相次いだ。館内の意思疎通不足にとどまらず、篠田市長の任命責任、美術館職員の削減など、市全体の合理化策による影響が背景にあったと指摘を受けた。
◆事業計画修正へ
当初、仏像展開催に伴う作品の搬送や展示などの必要経費は3900万円と見込み、実行委員会(市や新潟日報社など)のうち、市が51・3%の2000万円を負担する予定だった。市は10年度当初予算案に計上したが、会場変更に伴い、この日の文教経済常任委員会で2000万円の執行凍結を提案し、認められた。市は今後、県などと4月初めまでに新たな事業計画や負担金を固め、凍結解除を議会に提案する。
同委員会で小黒和弘文化観光・スポーツ部長は、今後も市が5割程度を負担する方向を示した。市の負担金は会場変更で変わる可能性もあり、市議から「会場が新潟市でなくなるのに、増えたら市民が納得しない」と懸念する声も出た。一方で小黒部長は「(美術館問題報道で)仏像展がPRされ、入場者は目標の3万人より多い5万~10万人になるのでは」と述べ、収支は流動的だとした。

乗馬体験:馬と触れあい心身の癒やしを 障害者が体験--県庁 /熊本

3月20日14時56分配信 毎日新聞

馬との触れ合いを通じて心身の癒やし効果を得ようと障害者乗馬を広める活動をしているNPO法人「青い風牧場 馬とふれあう会」(中田順寿会長)(横浜市)が、県庁で乗馬体験会を開いた。
同会はアニマルセラピーとして障害者乗馬の普及活動を全国で実施している。先月26日は蒲島郁夫知事あてに、障害者乗馬の啓発を求める要望書を提出した後、乗馬体験会を開いた。熊本市内在住の知的障害者や県職員ら約20人は馬をなでたり、ニンジンを与えたりして馬との触れ合いを楽しみ、馬にまたがると「気持いいです」と感想を話していた。【和田大典】

10/03/19のニュース

ガソリン券を原則廃止、本人利用徹底へ見直し/横須賀

3月19日9時0分配信 カナロコ

横須賀市は4月から、障害児者や難病患者の支援を目的に交付している自動車燃料給油券(ガソリン券)を原則廃止する。本来の趣旨である本人の利用を徹底するため、制度自体を見直すことになった。ただ、「必要な人には交付する」(市障害福祉課)方針で、利用者への影響は少ないとしている。

現在はタクシーとガソリンの共通利用券(600円相当)を年に36枚交付している。また、通院による人工透析を受けている人には18枚多い54枚を交付している。

2008年度は約8900人に交付し、1億8571万円を要した。08年度の場合、利用者の4割程度がガソリン券の利用者とみられている。

10年度からは原則としてタクシー券に利用を一本化するほか、一般の難病患者へのタクシー券は18枚に半減し、11年度から廃止する。

一方で車いす使用などでタクシー券が利用できない人や自分の車を改造した人などは今後もガソリン券を使える。

市の担当者は「ガソリン券の場合、本人以外が利用してもチェックできない。本人のための交付という本来の趣旨に戻すのが見直しの目的だが、ガソリン券を完全にやめるわけではない」と話している。

同市は1988年度から、人工透析患者を対象に福祉タクシー利用券(470円相当)を毎年48枚交付し、92年度からは重度障害者や難病患者にも対象を拡大した。さらに、タクシーに乗るのが困難な利用者らに配慮して2000年度からは同じ金額でガソリン券も選択できるようになった。

楽食市:知事が訪問--毎日新聞宇都宮支局前 /栃木

3月19日11時19分配信 毎日新聞

宇都宮市宮町の毎日新聞宇都宮支局前で開かれ、障害者らが手作りパンや野菜などを販売する「楽食(らく)市」に18日、福田富一知事が訪れ、買い物客とともにパンを購入した。
「楽食市」は同支局が、地域で活動する障害者団体の就労支援の一環として、NPO法人「チャレンジド・コミュニティ」(金井光一理事長)と共同で08年9月から始め、毎週木曜日に開かれている。
県は「障害者工賃倍増5か年計画」を策定。06年度比で11年度までに県内の就労支援事業所などの平均工賃倍増を目指しており、福田知事は「このような試みが長く定着して、障害者の皆さんの工賃倍増につながってほしい」と述べた。【葛西大博】

アートのわ展:物語テーマに、児童・障害児ら150作品--22日まで /和歌山

3月19日13時1分配信 毎日新聞

和歌山市の絵画教室の児童や有田市の障害児ら約50人の作品が並ぶ「第3回アートのわ展」が和歌山市小松原通1の県民ギャラリーで開かれている。童話や昔話の「物語」をテーマに絵画や書道のほか、絵と字のコラボレーション作品など計約150点を展示している。22日まで10~17時(22日は15時まで)。無料。
コラボ作品は4点で、絵本「おおきなかぶ」のかぶの油絵に、墨で書いた「引く」「土」「力」の文字を重ねた作品など。20、21の両日は10時半、13時半から、(1)風船と石こうを使った可愛い卵の形をした置物(2)木や竹で作った昆虫の模型(3)木箱を使った玉手箱作り、のワークショップもあり、定員は各20人。昆虫模型は500円必要。
運営に携わる有田市の主婦、谷口祐基子さん(47)は「障害の垣根を取り払って制作した作品を楽しんでほしい」と話す。問い合わせは、谷口さん(090・3355・3165)。【岡村崇】

東横イン:県内5店舗目、中央駅西口オープン 14階建て255室 /鹿児島

3月19日15時38分配信 毎日新聞

ビジネスホテルチェーン、東横インの県内5店舗目となる「東横イン鹿児島中央駅西口」が18日、鹿児島市西田2に開業した。
14階建て255室のうち、広さがシングルの2倍の「デラックスツインルーム」が2室、隣室と行き来できるドアを設けた「コネクティングルーム」がシングル7組14室、ツイン6組12室。いずれも家族連れや友人同士などを想定した部屋で、県内の店舗では初。障害者・高齢者に配慮したバリアフリーの「ハートフルツインルーム」も3室設けた。新規雇用の従業員40人はすべて地元採用。
梅田洋子・営業企画部長は「九州新幹線全通による需要増で、周囲の飲食店などと共に発展すると期待している」と話した。

ダウン症:頑張り抜いた 徳武海さん、卒業おめでとう--三本松高定時制 /香川

3月19日16時7分配信 毎日新聞

◇4年間を皆勤
さぬき市大川町富田西の徳武海(かい)さん(20)が今月5日、県立三本松高の定時制を卒業した。ダウン症の徳武さんは、小中学校は普通学級に通い、高校も養護学校ではなく普通高校を希望、1年浪人した末につかんだ高校生活は4年間無遅刻無欠席で通した。母みどりさん(49)は「みんなと同じ環境にいることが励みになり、周りの子たちが育ててくれた」と、成長した娘の姿に目を細めた。【三上健太郎】
徳武さんの知的障害と支援の程度は、県の認定では2番目に重い「A」。入試では、答えをどこに書き込むのか分かりやすいよう、解答用紙と問題用紙をくっつけるなど、特別措置が認められた。だが、入学後、同校は「特別扱いはしない」という方針で、徳武さんはテストでなかなか合格点が取れなかった。そのため課題をこなして進級してきた。
「寝ようと言うまで黙々と課題に取り組んだ」と振り返るみどりさん。新聞の特集記事や教科書をノートに写す量が多い課題にもめげず、日付が変わっても打ち込んだ。「こんなに根気強くやれるとは」と驚いたという。
担任の小路浩教諭(50)も「締め切りを守らなかったことはない」と感心する。1年時のウオーキングでは500メートルでダウンしたが、3年時にはみんなから30分以上遅れながらも歩き切った姿が印象的だという。
卒業式後の教室で、徳武さんは「卒業しても頑張ります。ありがとうございました」とあいさつした。クラスメートの小山智司さん(22)は「最初は戸惑うこともあったけど、もう特別な意識はない」。小路教諭も「最初の1学期は気を遣っていたけど、それも自然になくなった。海はクラスに明るさをもたらしてくれた」と話す。
徳武さんは「卒業はさみしいけど、頑張って学校に来られたことが思い出になった」。4月からはさぬき市内の介護用品などを作る会社で働く。「研修は難しいけど楽しい」と話し、みどりさんも「障害者が同じ環境で接することで、理解が進むのはとても大事なこと。いろいろと難しい面はあるが、何とか一つずつクリアしていけたら」と期待を寄せる。新しい環境の中で一歩を踏み出し、そこからまた世界が広がっていくと信じている。

「障害者のある子でも希望すれば普通高校に」と活動する「障害児を普通学校へ全国連絡会・香川」など県内3団体は先月、県教委に対して高校入試について要望した。練尾登志子代表は「海さんが4年間通って成長できたのも学校が受け入れてくれたから。県内ではまれなケース。点数が取れない知的障害者のハンディキャップを認め、どんな配慮ができるか考えてほしい」と話している。

寄贈:OA用紙100%のトイレットペーパー、障害者施設に贈る /高知

3月19日16時24分配信 毎日新聞

◇民間企業などのリサイクル団体
県内の民間企業などでつくるリサイクル推進団体「高知クリーン推進会」(塩村泰幸会長)が18日、障害者授産施設など70施設へ再生トイレットペーパー1万2600本を寄贈した。
同会は92年に設立され、高知、南国、香南市、いの町にある計122の企業などが加入。各会員事業所で出た紙ゴミを同町の製紙会社に集め、再生品を作る活動をしている。阪神大震災(95年)の際、被災者へトイレットペーパー8640本を送ったことをきっかけに、97年度から4市町の福祉施設へ毎年1万本以上を寄贈。08年に開発し、今年度の県認定リサイクル製品に選ばれた「100%OA用紙原料トイレットペーパー」を昨年に続いて贈った。
この日、高知市清掃工場(同市長浜)であった寄贈式には、25施設の職員や利用者が出席。塩村会長がそれぞれに目録を手渡した。
現在職員35人、入所者63人がいる知的障害者援護施設「高知市福祉牧場 おおなろ園」(同市神田)の山本繁施設長(61)は「人数がいるので結構な使用量。経費が節減でき、浮いた分は施設利用者の楽しみに使っていける」と笑顔だった。【千脇康平】

「賭けない・飲まない・吸わない」-金沢の健康マージャン教室人気に /石川

3月19日18時15分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

昨年11月、金沢にオープンした健康マージャン教室「いきいき元気塾」(金沢市池田町)では連日、高齢者が和やかに卓を囲み、健康マージャンを通した交流を楽しんでいる。(金沢経済新聞)

健康マージャンは、高齢化社会を背景に手先の運動や脳の活性化につながるとして注目を集め、「賭けない・飲まない・吸わない」の3原則をスローガンに掲げ、全国的にブームとなっている。今年10月に石川県で開催されるねんりんピックで正式目として採用されたことも追い風になり、今後も愛好者が増えると予想されている。

同塾もオープン以来、問い合わせが相次いだ。受講者の平均年齢は70歳前後。一人で参加する初心者がほとんどだが、「こんな場所を探していた」「新しい友人ができることがうれしい」などの声が寄せられているという。

教室を主宰する音弘志さんは、地域社会の中で頼れる家族や仲間がいない高齢者が増えている現状を見て、何か自分ができることはないかと一念発起。日本健康麻将(マージャン)協会が認定する麻将アシスタントの資格を取得し、高齢者の居場所として同教室を立ち上げた。運営は音さんをはじめボランティアスタッフら10数人で行っている。

「健康マージャン教室が、お年寄りや障害のある人の健康づくり・生きがいづくり・仲間づくりの場になれば」と語る音さん。教室の数を増やし、将来的にはNPO法人化を目指すという。

問い合わせは音さん(TEL 090-8094-0248)まで。

<坂田賞>毎日新聞の点字報道に

3月19日19時50分配信 毎日新聞

坂田記念ジャーナリズム振興財団(川島慶雄理事長)は19日、関西を拠点にした優れた報道に贈る第17回(09年度)坂田記念ジャーナリズム賞の受賞者を発表した。第1部門(スクープ・企画報道)の新聞の部で、毎日新聞大阪本社編集局取材班(代表、関野正・社会部副部長)の「点字の父・ブライユ生誕200年にちなんだ点字と視覚障害者に関する一連のキャンペーン」が選ばれた。

取材班は、「点字の父」と称される仏のルイ・ブライユの生誕200年に当たる09年、視覚障害者を取り巻く問題についてキャンペーンに取り組んだ。6部の連載を展開し、点字受験を門前払いした大阪市保育士採用試験を巡る特報では、同市が方針を撤回した。

表彰式は24日午後3時、大阪市北区のクラブ関西。その他の受賞者は次の通り。

【第1部門新聞】読売新聞大阪本社社会部・佐々木栄記者=連載「約束~若年性乳がんを生きて」「続・約束~乳がんと闘って」の報道

【同放送】朝日放送取材班=ドキュメンタリー・スペシャル「悲劇の楽園~北朝鮮帰国事業、50年目の真実」▽NHK奈良、大阪放送局取材班=クローズアップ現代「貧困狙う“闇の病院”」

【第2部門(国際交流・貢献)新聞】朝日新聞大阪本社取材班=長期連載企画「写真が語る戦争」

【同放送】関西テレビ取材班=ザ・ドキュメント「父の国 母の国-ある残留孤児の66年-」

看護師以外の医療スタッフの役割も拡大へ

3月19日22時42分配信 医療介護CBニュース

厚生労働省の「チーム医療の推進に関する検討会」が3月19日に大筋で了承した報告書案では、薬剤師や管理栄養士、臨床工学技士など、看護師以外の医療スタッフの役割の拡大についても、法律やガイドラインなどの解釈を「明確化する」方向性が示された。同省医政局の杉野剛医事課長は検討会終了後、記者団に対し、「早い段階で、(現行法やガイドラインなどで可能な)行為の範囲を明確化する通知を発出する準備に入りたい」と述べた。

薬剤師については、薬剤の選択、投与の量・方法・期間など積極的な処方の提案や、薬物療法中の患者(在宅も含む)に対する薬学的管理(副作用の状況把握、服薬指導など)などに関して、活用を促すよう業務内容を明確化すべきとしている。

リハビリテーションの関係職種については、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に関する法律やガイドラインなどの解釈を明確化すべきとしている。
理学療法士については、患者の姿勢を変えて痰をのど元まで移動させる「体位排痰法」を安全で適切に行うため、喀痰吸引は「当然に必要となる行為」とし、これを認める方向性が示された。また、作業療法士では、作業療法士法2条の「その他の作業を行わせること」の解釈を明確化し、発達障害や高次機能障害などへのリハビリテーションなど、チーム医療における専門性を発揮できるようにする。さらに、言語聴覚士では、嚥下訓練の際に喀痰吸引が必要となる場合があるため、現行法で可能な行為として明確化すべきとしている。

管理栄養士では、特別治療食の内容や食事形態、軽腸栄養療剤の種類の選択について、医師に提案(変更を含む)できることを明確化すべきとしている。一方、臨床工学技士では、気管挿管チューブ内の喀痰の吸引や動脈に留置されたカテーテルからの採血について、ガイドラインで解釈を明確化すべきとしている。

10/03/18のニュース

【医薬最前線】第1部 ドラッグ・ラグの行方(5)繰り返される薬害、教訓に

3月18日7時56分配信 産経新聞

一刻を争う難病やがん患者が待ち望む「ドラッグ・ラグ」の解消。厚生労働省は2月8日、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」の初会合を開き、具体的な対策に乗り出した。

検討会では患者や学会から要望のあった374件の未承認薬などに関し、その必要性を評価、「必要」と判断すれば、製薬会社に国内販売への準備を急ぐよう要請する。

国は製薬会社に未承認薬の販売にむけた取り組みを促す一方、製薬会社が長年求めてきた薬価制度の改革に手をつけることにした。いわば「アメ」と「ムチ」で、ドラッグ・ラグを解消する狙いだ。

「アメ」として用意したのは薬価維持の試験導入。薬価は2年ごとに国が定めるが、一般的に改定ごとに引き下げられていく。だが、製薬会社からは「開発費用の回収が遅れ、新薬の開発に回せない」という声がでていた。国は平成22年度の薬価改定で、特許期間中の新薬は価格を下げないことを決めた。

未承認薬の開発要請を断れば、新薬価制度の恩恵が受けられないという「ペナルティー」も設けられた。

「ドラッグ・ラグ」の解消を考えるときに、忘れてはならないのが安全性の問題だ。スモン、薬害エイズ、C型肝炎…。日本の薬事行政は、過去に何度もの薬害悲劇を生んできた。

約半世紀前に世界的な薬害を起こし、「悪魔の薬」とまでいわれたサリドマイド。最近、その再評価をめぐり、ドラッグ・ラグが絡んだ議論があった。

昭和32年に旧西ドイツのグリュネンタール社が開発。世界45カ国で販売され、つわりの症状を抑えるためなどに妊婦が服用した結果、手足などに障害を持つ子供が生まれた。被害者は世界で約4千人。

日本では33年から約4年半にわたって販売され、309人もの被害者が出た。副作用発覚後の回収の遅れが被害を拡大させた。

その「悪魔の薬」が10年ほど前から米国で、血液がんの一種「多発性骨髄腫」に効果があるとして再度、流通しはじめたのだ。

日本にも1万人以上の患者がいる多発性骨髄腫。患者らの中からは、「海外で使われているのだから、日本でも認めてほしい」といった声が上がり、平成18年、厚労省でも再評価の検討が本格的に始まった。

サリドマイド被害者で、生まれつき両手が短い増山ゆかりさん(46)=千葉県柏市=は、「サリドマイドが再び注目されていると聞いたときは、心臓が止まりそうになった」と振り返る。

だが、増山さんにもサリドマイド薬を必要とする人の気持ちはよく分かる。

増山さんも母親を乳がんで亡くしていたからだ。「さまざまな抗がん剤を試しましたが、効く薬がないまま亡くなった。必要とする人がいるなら、厳しい監視の下で承認されるべきだと考えた」

増山さんも参加した検討会での激しい議論を経て、厚労省は20年、厳格な管理などの条件をつけた上でサリドマイドの承認をした。

増山さんは、サリドマイドの国内販売をする藤本製薬から安全啓発ビデオへの出演依頼を受け、承諾した。

「自分は障害と闘い、命の尊さは誰よりも知っている。効果のある薬も、使い方を誤れば取り返しのつかないことになる」。その思いを伝えたかったからだ。

薬害を監視する民間団体「薬害オンブズパースン会議」の事務局長を務める水口真寿美弁護士は「米国では迅速審査を進めた結果、薬の市場回収や安全性警告の発令が増えた」と指摘する。

日本でも14年、肺がん治療の新薬、イレッサが世界に先駆けて承認された。申請から承認まで約半年。当時としては異例の早さだった。だが、3カ月後に副作用で13人が死亡。薬害かどうかは司法の場で係争中だが、副作用が疑われる人は約800人に上る。

「承認はあくまでも“仮免許”。市販後の安全対策が重要だ」。水口弁護士はこう指摘している。

迅速性と安全性。薬事行政にはその両立が求められている。

松山「安田農園」が無料寄せ植え教室-障害者就労支援も /愛媛

3月18日8時0分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

松山の「安田農園 陽だまり」(松山市東長戸3、TEL 090-4977-4849)は現在、「春の寄せ植え講習」を行っている。(松山経済新聞)

同店は、花苗・観葉植物・野菜などの栽培、卸、販売、ガーデニング、各種教室などを行う。昨年からは、障害のある人が世間に出て仕事ができるようになってもらうことを目的に、障害者就労支援活動として実習の受け入れを行い、障害者とともに花を育てている。

期間限定で行っている講習の受講料は無料。好みの容器と多肉植物を選び、指導を受けながら自分だけの寄せ植えを作る。

「多肉植物や自分で作る寄せ植えは今、都会でははやっているが、愛媛にはまだまだ知らない人も多く、少しずつ浸透しつつある状況。花と言えば、今までは女性的なイメージを持つ方も多かったかもしれないが、これを機に男性も体験し花の良さを知ってもらえれば」と安田俊彦店長。

受講料は無料だが、素材費が必要で、鉢・ガラスケース=150円~、多肉植物=200円~、レインボーサッドは容器によって価格が異なる。容器は持参も可。申し込みは電話から同店サイトから。

介助犬総合訓練センター:全国初のセンター、訓練士3人修了式--長久手 /愛知

3月18日11時5分配信 毎日新聞

長久手町熊張にある全国初の介助犬総合訓練センター「シンシアの丘」で17日、センター初の訓練士研修生の修了式があった。
埼玉県出身の橋本友樹さん(23)▽東京都出身の古屋道子さん(25)▽三重県出身の山本香織さん(26)。3人は1年間、センターに寝泊まりして介助犬の扱い、介助犬への指示などを勉強してきた。修了後は同センターで職員として働く。
3人はそれぞれ介助犬とともに式に臨み、修了証書や花束などを受け取った。森田英守・センター長が「1年間は通常の学生生活の3年分を凝縮した感がある。これからのあなたたちの人生に大いに役立ち、花を咲かせる糧になると信じている」との言葉を贈った。【中島幸男】

県支援学校小牛田高等学園:栽培から販売まで、対人能力養成に効果--園芸班 /宮城

3月18日11時52分配信 毎日新聞

軽度の知的障害のある生徒が職業的自立を目指して学ぶ美里町の県支援学校小牛田高等学園の園芸班は、生徒が野菜やキノコを栽培するだけでなく自ら戸別販売を実践し、コミュニケーション能力を養う効果を上げている。最初のころは緊張して口を開けなかった1年生(5人)が今では飛び込み販売するまでに成長。17日の販売では、全員が完売した後、「イエス・ウイ・キャン」(やればできる)と声をそろえた。
22年前開校した同校の各学年定員は16人。園芸をはじめ、手工芸▽木工芸▽陶芸の四つの作業学習班を設けている。園芸班の戸別販売は野菜の成長に応じ年数十回行う。学校の畑や温室で朝収穫した野菜を袋詰めして1人6~10袋をかごに入れ近隣に売りに出る。
17日は今年度最後の戸別販売日で、2年生4人と1年生がツボミナとチヂミホウレンソウを1人ずつ区域を分けて販売。1年生の多田浩君(16)は「新規の得意先を開拓したい」と1軒の食堂を訪問。店員や客が1~2袋ずつ買い求めた。路上では高齢女性が多田君を呼び止め1袋購入。「野菜は新鮮だし、若い人が頑張っているのを応援しなくちゃ」
多田君は「人に話しかけるなんて思いもよらなかったが、今ははっきり声を出して用件を言えます」ときっぱり。別の女子生徒もこの日、初めての民家を訪れ1袋買ってもらった。売れなくてしょげることもあるが、みんな「心の修行」と思っているし、指導教諭の精神的なバックアップもある。完売した時は「明日もやるぞ」と達成感を実感する。
1年生を指導する高橋修教諭(57)は「販売では言葉の正確性や物腰が評価される。『要らない』と言われる厳しい現実と、買ってくれて『また来てね』という優しさが社会にあることを生徒が身をもって知る機会になっている」と説明する。
戸別販売などで身に着けた人間力が就職活動の支えの一つになり、今月卒業した3年生4人は運輸会社や福祉施設、部品メーカーなどに就職した。【小原博人】

続・働くカタチ:明日へ/上 NPO法人「ぼらーれ」 /栃木

3月18日12時32分配信 毎日新聞

◇障害者の就労支援にアスパラ栽培
◇ソーシャルファーム目指す 背景に細る企業の発注
畑にまだ雪が残る2月上旬、那珂川町小川のビニールハウスに、障害者の就労を支援するNPO法人「ぼらーれ」の利用者5人と職員3人がいた。ハウス内にはアスパラガスの苗が植えられており、これから芽を出すアスパラガスの茎が倒れないように、ネットを張っていく。「なぁに言ってんだよー」。冗談を言い合いながら、和気あいあいとした雰囲気で作業は進んだ。参加した鶴蒔(つるまき)友美さん(30)は「最初は大変だったけど、慣れてきた。寒いのは平気です」と胸を張った。
◆ ◆ ◆
ぼらーれの理事長、山口守さん(61)は2月1日、アスパラガスの農作業や販売をぼらーれの利用者に委託し、賃金を払うことで、障害者の新たな雇用の場を確保しようと、「株式会社なかがわアスパラファーム」を設立し、社長に就任した。2012年には年間800万円の収入を見込んでいる。
ぼらーれは、那珂川町から委託を受け、同町地域活動支援センターを管理・運営しており、18~56歳の男女20人が通っている。日中、企業から受注した作業に取り組んでいるが、不景気で仕事が全く来なくなった。現在はブーツキーパーの作製と空き缶をつぶす作業のみ。養豚業を営む山口さんは「自分で作って売る方が安定している」と考え、たい肥を多く必要とするアスパラガス栽培に目を付けた。
◆ ◆ ◆
昨年からアスパラガスの収穫・販売を開始し、約70アールの畑にビニールハウス15棟が建つ。収穫期は4~9月だが、冬場もたい肥の散布などで、月の半分は畑に出る。収穫は早朝から始まるため、別にパートを雇い、ぼらーれの利用者は選別や値段付け、除草作業などを担当する。昨年は約1トンを収穫し、約100万円を売り上げたという。今年はJAや直売所、スーパーなどに出荷する予定だ。山口さんは「子どもたちの仕事を確保したいというのが一番だった。売り上げを少しでも子どもたちに還元できれば」と説明する。
ぼらーれの相談役で、「なかがわアスパラファーム」の取締役を務める社会福祉士の小林英二さん(55)によると、英国などでは障害者やニート、引きこもり、高齢者、刑務所からの出所者など、労働市場で不利な立場にある人々のために作られたビジネスを「ソーシャルファーム」と定義しているという。小林さんは「一般市場で勝負するという点で、なかがわアスパラファームは県内初のソーシャルファームと言える。地域の中で根付いていくかどうかが今後の課題だ」と指摘する。
◆ ◆ ◆
毎日新聞栃木版では元日から、挫折や困難を経験しながらも、仕事に喜びを見いだす人々を取り上げる企画「働くカタチ~明日へ」を計7回連載した。しかし、依然として厳しい経済情勢が続く中、働きたくても仕事を得ることが難しい人もいる。今回は「続・働くカタチ」として、ハンディキャップを持ちながらも、就労を目指す人々と、それを支える団体や施設を紹介する。

郵便不正公判 証人尋問で取調官「調書“作文”ない」 メモは廃棄

3月18日12時40分配信 産経新聞

障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)の第14回公判が18日、大阪地裁(横田信之裁判長)で開かれた。今回から取調官に対する尋問が始まり、検察側は公判証言より供述調書の信用性が高いことを立証したい考え。

午前は実体のない障害者団体「凛の会」元会長、倉沢邦夫被告(74)=公判中=を取り調べた大阪地検堺支部の坂口英雄副検事(51)が出廷。「責任逃れをするようなとき机をたたいたことが数回あった」としながらも、供述調書の作文や脅迫など違法な取り調べは「全くなかった」と強調した。

倉沢被告は捜査段階で、村木被告と会って証明書の発行を依頼したことや偽の証明書を直接受け取ったことなど、村木被告の主張に反する供述をしている。公判でもほぼ調書通りに証言したが、一方で「何度も調書の訂正を申し入れた」とも述べていた。

坂口副検事は倉沢被告と村木被告の会話内容を調書にする際、「記憶をできる限り喚起してもらった」と証言。証人によって証言内容が異なる証明書の受け渡しについては「倉沢被告は一貫して『私自身が村木被告から直接受け取った』と供述した」とし、時期についても本人の手帳を元に確認したことを明かした。

一方、調書作成にあたり書きとめたメモを捜査終結後に廃棄していたことを明らかにし、理由を「倉沢被告のプライバシー保護の観点で保管を継続すべきでないと判断した」と述べた。

無年金障害者の会:20日に電話相談 複雑な受給条件など、弁護士ら対応 /兵庫

3月18日13時19分配信 毎日新聞

国民年金が任意加入だった時代に未加入のまま障害を負い、障害年金を受給できない障害者らでつくる「無年金障害者の会」(事務局・尼崎市)は20日、複雑な受給条件などについて、弁護士や社会保険労務士が相談に乗る「無年金障害者『年金』110番」を実施する。
20歳未満で障害者となった場合、条件を満たせば20歳から障害年金が支給されるが、20歳以上では障害を負った疾病の初診日に公的年金に加入していなければ、支給されない。国民年金加入が任意だった91年4月以前の学生や、86年3月以前の専業主婦の中には、未加入のまま障害を負い無年金となる人がいる。全国9地裁で、国を相手取り支給を求めた学生無年金障害者訴訟は、一部を除き敗訴が確定している。
同会によると、無年金障害者は全国に約12万人いるとされる。ところが、受給可能な人でも年金支給の基準となる初診日や、初診時に公的年金に加入していた事実などを確認できる証拠がないなどの理由で受給できない人も多いという。
同会代表の原静子さん(65)=尼崎市=は、「役所に相談して解決しなかった人や、相談する所がなくて困っている人は是非電話してほしい」と話している。午前10時~午後3時。電話番号は06・6312・9800。【津久井達】

盲導犬:串間の野辺さんに給付 県、今年度2頭目 /宮崎

3月18日15時38分配信 毎日新聞

身体障害者補助犬給付事業を実施している県は16日、串間市西方の野辺陽子さん(23)に盲導犬「ズーニー」を給付した。補助犬給付は今年度2頭目。
補助犬は盲導犬、介助犬、聴導犬の3種類。県は88年度から給付事業を実施しており、今回が24頭目となる。
ズーニーはラブラドルレトリバーの交配種で2歳のオス。野辺さんは、今年1月から1カ月間、九州盲導犬協会から歩行訓練や管理指導を受けて、この日の給付となった。
ピアノ演奏が趣味という野辺さんの夢は、ズーニーとステージに立つこと。県から給付決定通知を受け取った後「ズーニーと出会えて新たな夢と目標を持てた。いろいろな活動をしていきたい」と喜びを語った。【種市房子】

町田のIT企業が「東京保育園ナビ」開設-無認可保育園・託児所も対象に /東京

3月18日17時44分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

ウェブサイト構築・開発・運用を手がけるモバキッズ(町田市大蔵町、TEL 050-3747-6702)は3月16日、都内の保育園・託児所の検索・口コミ情報サイト「東京保育園ナビ」を開設した。  (町田経済新聞)

同サイトは、東京都内約2,300以上の託児施設の情報を網羅。認可保育園や無認可保育園、託児所などの託児施設を住所や駅名だけでなく、一時保育・給食・障害児入園・延長保育などの詳細条件を絞り込んで検索できる。

各保育施設についての口コミ投稿機能や、ユーザー間で悩みを共有するQ&A機能も用意。口コミとQ&Aの投稿は会員登録なしに無料で利用できる。保育園の基本情報は、住所と地図、対象年齢や保育時間、詳細条件などで、年1回程度更新する予定。

「共働きの家庭が増えて、保育園の定員は年々増加する一方、地域で信頼できる保育園の情報を得ることが難しくなっている。行政によるウェブサイトは公立や認可保育園に偏っており、待機児童増加により近年増加傾向にある無認可保育園については適切な情報が得にくい状況が続いている」と同社取締役の田村健太郎さん。

「本来は公的機関がこのようなサイトを開設するべきだと思うが、これほどまでに待機児童問題が顕在化する中、まずはニーズに応える形で制作・公開の後、必要に応じて支援を受けるほうが良いと考えた」と説明する。

「今後は公的な補助金や助成などの道を模索しつながら、広告掲載や記事広告の作成、ウェブサイト作成サービスなどで収益を得る予定。ユーザーセグメントが非常に限定的である分、広告効果の高いメディアになりうると考えている。託児施設や行政担当者との関係も深め、情報を提供していただける方向にしたい」とも。

点字ブロック 発祥地・岡山市に記念モニュメントが完成

3月18日22時41分配信 毎日新聞

43年前に世界で初めて点字ブロックが設置されたのを記念して、発祥地である岡山市で18日、記念モニュメントが完成し除幕式があった。

モニュメントは同市中区の原尾島交差点に設置。記念塔や来歴を記した石碑など3点が並ぶ。当時の点字ブロック3枚を埋め込んだ石碑には「暗礁を恐れぬ 希望の眼となれ ここから世界へ ここから未来へ」と刻み込まれ、視覚障害者の安全と自由を守ってきた歴史を伝える。

点字ブロックは岡山市の実業家、故三宅精一さんが考案した。視覚障害者が交差点で危ない目に遭うのを見たのがきっかけで、コンクリートブロックの表面に突起を並べて試作を繰り返し、1967年3月18日、県立岡山盲学校の生徒の通学路にあたる原尾島交差点に点字ブロック230枚を敷設した。旧国鉄が70年、大阪・我孫子町駅に設置したほか、同年に東京都が採用し、全国に広まった。

モニュメント建設は、同校の元教頭、竹内昌彦さん(65)が呼び掛け、昨秋から県視覚障害者協会を中心とする実行委員会が進めてきた。除幕式には約130人が出席。同協会の柴田富夫会長(50)は「点字ブロックにより多くの視覚障害者の命が救われた。障害者福祉の向上につなげたい」と話していた。

10/03/17のニュース

障害者のエコ事業:倒木や間伐材使用の燃料を製造 秋にも作業所開設--名張 /三重

3月17日12時14分配信 毎日新聞

◇2NPO、市に協力要請
倒木や間伐材を加工した燃料、ペレットを製造する作業所の建設計画が名張市で進んでいる。「赤目の里山を育てる会」(伊井野雄二理事長)と、障害者の保護者でつくる「市手をつなぐ育成会」(寺田伊三男理事長)の二つのNPO法人の協働事業。障害者の就労の選択肢が広がるほか、市が推進するバイオマスタウン構想にも合致する点に着目した。両理事長は16日、市役所に亀井利克市長を訪ね、事業への協力を要請した。
「赤目」はエコリゾート赤目の森(上三谷)の倒木などを細かく砕き、錠剤状のペレットに成型する機械を導入。年間40トンを製造し、施設のストーブの燃料としている。
「育成会」は市内の障害者の保護者170人で組織。障害者の多くは市内や近郊の作業所などで働いているが、個々の障害者の能力、適性に合った就労先の確保が課題となっている。
計画では、作業所は赤目の森内に置き、大型の成型機を導入して年間100トンの製造、販売を目指す。開所は早ければ今年秋の見込み。
申し入れで両理事長は、障害者が作るペレットを市として購入する▽公的施設にペレットストーブ・ボイラーを導入する▽一般市民や事業所への普及を支援する--などを求めた。【渕脇直樹】

東横イン小倉駅北口:オープン /福岡

3月17日12時51分配信 毎日新聞

大手ホテルチェーンの東横イン小倉駅北口が16日、小倉北区浅野2にオープンした。北九州市への進出は3店舗目、県内では10店舗目となる。同社初となるシングル2部屋分の広さのデラックスツインルームを導入した。
10階建て136室で、隣の部屋との境にあるドアを使って互いに行き来できるコネクティングルームや障害者や高齢者も使いやすいように工夫した「ハートフルツインルーム」も備えた。
この日午前11時、関係者がテープカットしてオープンを祝った。黒田麻衣子副社長は「たくさんの方々にご利用いただき、ご意見やご要望を取り入れていきたい」と話した。

定時制高校再編:定員枠の拡大要望 県教委に保護者申し入れ /兵庫

3月17日13時5分配信 毎日新聞

定時制高校に通う生徒の保護者や障害者団体などが、県教委に定時制定員枠の拡大や追加募集実施などの緊急措置を講じることを求める申し入れ書を提出。16日朝、県庁前で定時制高校の必要性を訴えるビラを配布した。
定時制高校は、障害者や不登校経験者などさまざまな事情を抱えた人たちの“最後の受け皿”となっている。だが、長引く不況で志願者が増加することが見込まれ、進学できない受験生の増加が懸念されている。県教委は昨秋、県立川西高と分校の宝塚良元校、伊丹市立高の3校を14年末までに廃止、新たに多部制単位制高校を設置すると発表した。
県教委によると、今春の入試では、多部制高校の1部や2部も含めた定時制高校の志願者は2114人で、昨年度を213人上回り、宝塚良元、伊丹市立両校では「定員超過」となった。文部科学省も生徒の進学機会確保を目的に、都道府県教委に定時制の追加募集の実施や募集期間の延長など、入試の弾力的な取り扱いの検討などを指示した。
「障害者問題を考える県連絡会議」の石橋宏昭事務局長は「すべての人に高校教育の機会を保障すべきだ」と訴えた。【近藤諭】

誕生日コンサート:オリジナル曲でおめでとう 高知の小規模作業所で /高知

3月17日13時48分配信 毎日新聞

重度重複障害者の小規模作業所「オープンハート」(高知市弥生町、宇賀恵子所長)で16日、利用者の誕生を祝うコンサートが開かれた。参加した親子ら約20人は、ケーキを食べながらピアノやギターの音色に聴き入っていた。
オープンハートは養護学校卒業後、行き場をなくしてしまうケースが多い子どもが、住み慣れた地域で育つことができる環境を地元の人たちと協力してつくることを目的に活動している。昨年5月に2階建て民家を改修して開所し、土佐備長炭のはし置き「艶(つや)備長」の加工・販売や、ケーキの移動販売などをしている。現在、4人が利用している。
今月13日で23歳になった長田祐布子さん=同市=の誕生日を祝い、ともに同市内在住のピアニスト、飛田真児さん(33)とシンガーソングライターのキクさん(41)がオリジナル曲など6曲を披露。長田さんはバースデーケーキのろうそくを母親(60)と吹き消し、花束などのプレゼントをもらって笑顔を見せていた。
長田さんの母親は「子どもがニコニコしていれば私もホッとする。親だけでは大変だけど、ここではいろいろな経験ができるから助かります」と話していた。【千脇康平】

作品展:鮮やか色彩、僕の絵見て 大和高田の上坂さん、初の作品展--御所 /奈良

3月17日14時34分配信 毎日新聞

◇御所で21、22日
NPO法人生活支援センター「もちつもたれつ」のケアホーム「まめはうす」(大和高田市内本町)で暮らし、絵画を学ぶ上坂彰さん(29)の初の作品展が21、22日、指導する御所市池之内の瀧泰子さん宅で開かれる。鮮やかな色彩の水彩画46点を展示する。【山本和良】
◇絵画教室で学び「描く喜び知った」
知的障害のある上坂さんは、一昨年秋からケアホームで生活。昼間は天理市の病院で働いている。西の京養護学校時代に絵のコンクールに入賞したのがきっかけで「絵を描く喜びを知った」と言い、昨年2月から週1回、大和高田市にある絵画教室に通い、本格的に描くようになった。
瀧さんによると、最初はかぼそい線描で、消え入るような色彩だったのが、「1年近くの間に大胆な色彩と独特の形式を持つようになり、周りの皆が元気をもらえるような絵になってきた」と言う。
同展は、瀧さんが「彼の作品をもっと多くの人々に見てもらい、障害のある人もない人も良い刺激を受けて自分自身を表現できるきっかけになれば」と企画した。上坂さんは「僕の絵を見て、興味を持ってもらえたらうれしい」と話している。問い合わせは瀧さん(0745・65・1181)。

県立盲学校:還暦前の出発 十数年前に障害、東近江の岩佐さん卒業 /滋賀

3月17日14時47分配信 毎日新聞

◇あん摩マッサージ指圧師資格に挑戦--「自宅で開業」が目標
緑内障で視覚障害になった東近江市種町、岩佐義雄さん(59)が16日、県立盲学校(彦根市)の高等部専攻科を卒業した。電車通学を4年間続け、還暦を前にしての卒業。学校関係者も頑張りをたたえている。あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取って自宅で開業するのが目標という岩佐さんは「同年代の人は定年ですが、私はこれからが出発」と張り切っている。【松井圀夫】
岩佐さんは、愛知川町(現愛荘町)の縫製工場で働いていたが、十数年前に緑内障を患い、5年前に手術を受けた。左目はほぼ視力を失い、右目も矯正視力が0・05でかろうじて字が読める程度。内耳炎で左耳は聞こえず、右耳も何とか聞こえるほどだ。
30年近く務めた工場は辞めざるを得ず、再就職もままならない日々が続いたが、近所の主婦に「あんまの資格を取ったら」と勧められ一念発起。06年に盲学校に入ったが、生理学や解剖学などの専門用語に苦しみ、1年生で留年した。「ネバーギブアップ」が信条の岩佐さんは、理解できるまで何度も教科書を読み返し、書いて覚える方法で克服。入学時に5人いた同級生は2人に減ったが、家族や教職員らに支えられ、卒業にこぎつけた。
卒業式には、妻まさ子さん(61)、長女美香さん(25)夫婦、次女佳苗さん(20)らが出席して祝福した。
◇国家試験合格発表は25日
国家試験の合格発表は今月25日。「自己採点では合格」と話す岩佐さんは、吉報を待って自宅で「やすらぎルームいわさ」を開業する予定だ。岩佐さんは「これまで多くの人に支えられたので、今後は地域に恩返ししたい。私の頑張りが多くの中途視覚障害者の励みになればうれしい」と話している。
開業すれば、岩佐さんは家族の協力を得て出張治療にも応じるという。問い合わせは岩佐さん(0748・42・7083)。

割引郵便制度悪用 守田被告2審も有罪、大阪高裁

3月17日16時11分配信 産経新聞

障害者団体向け割引郵便制度を悪用し、郵便料金約19億8千万円の支払いを免れたとして、郵便法違反などの罪に問われた障害者団体「白山会」会長、守田義國被告(70)の控訴審判決公判が17日、大阪高裁であった。湯川哲嗣裁判長は、懲役1年、執行猶予3年、罰金3240万円(求刑懲役1年、罰金3240万円)とした1審判決を破棄し、懲役1年、執行猶予3年、罰金3210万円を言い渡した。

湯川裁判長は判決理由で、「同一の機会における犯行はすべて包括一罪にすべきだ」と指摘。「一部を併合罪とした1審判決には法令適用の誤りがある」と述べて罰金を減額した。

判決によると、守田被告は平成18~20年、団体の定期刊行物に大手家電量販店「ベスト電器」(福岡市)などのパンフレットを同封したダイレクトメールを発送するなどした。

寄贈:水木ロードへ、車椅子で散策を--境港美保LC /鳥取

3月17日16時59分配信 毎日新聞

境港市の水木しげるロードを障害者も楽しめるようにと境港美保ライオンズクラブ(森岡俊夫会長)が16日、市観光協会に車椅子1台を寄贈した=写真。水木ロードの車椅子はこれで6台目。贈呈式で観光協会の桝田知身会長は「障害者に優しいロードです。無料の車椅子を利用して下さい」とアピールした。
93年7月に開設された水木しげるロード(800メートル)には、両端にある市観光案内所と水木しげる記念館に車椅子が1台ずつあったが、利用希望が増えたため同ライオンズクラブが08年から毎年寄贈してきた。
同クラブの吉川誠幹事は「ロードで障害者が車椅子で移動しているのを見るとうれしくなる」と話していた。【小松原弘人】